1ヶ月で100万円!?トラリピの注文方法大公開!
こんにちは!
不労所得で資産1億円を狙いセミリタイアを目指す、千葉ヒトシです!
今回は私のほぼ全財産1500万をかけてトラリピを運用していて、2021年1月の1ヶ月間で100万近くを稼ぎ出したトラリピの詳しい使い方と私の運用状況を解説したいと思います。
ほぼ放置で高リターンを得られているので、世界成長以上のリターンを求める人やサラリーマンや忙しい方などでFXに興味はあるけど時間がなくて手を出せなかった人にとてもおすすめです!
基本的な解説はこちらで記事にしてますので良ければどうぞ!
ここからは運用するのに必要な順序で解説していきますね!
ー目次ー
取引通貨ペアの決め方
まずは取引する通貨ペアを14通貨ペアから決めます。
相場はトレンド相場とレンジ相場があり、トラリピはある一定の範囲で価格が上下するレンジ相場で威力を発揮します。
トレンド相場は価格が上昇か下降の一方向に価格変動するので繰り返しの売買が狙いずらくなるので、レンジ相場を形成している通貨を見つけることが第一歩になります!
例として人気のあるカナダドル/円(CAD/JPY)の相場を見てみましょう。
近年10年では72円~106円、5年では73円~93円の幅で価格が動いていることがわかると思います。あまり昔の相場でレンジを決めるのは今の相場の状況と合わなくなってしまうので、私は5年くらいを目途にレンジを決めています!
おすすめの通貨ペアはこの4つでそのうち2つを運用しています。
- ユーロ/米ドル(EUR/USD)
- 豪ドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)
- カナダドル/円(CAD/JPY)
- 英ポンド/米ドル(GBP/USD)
どれにしようか迷う人はこの中から選んでみてください('ω')ノ
ハーフ&ハーフ設定
レンジが決まったら、レンジの上昇しやすい時(中間より下の赤い部分)を「買い」、下降しやすい時(中間より上の赤青い部分)を「売り」の設定にします。
75円~95円のレンジの場合、中間値は85円なので買いレンジは75円~85円、売り85円~95円になります。これがハーフ&ハーフの設定というもので証拠金(売買に必要な金額)を少なくすることができるため効率を高めることができます!
ハーフ&ハーフの詳細内容は公式の解説がとても分かりやすいです!
ダイアモンド戦略のすすめ
レンジ相場の中でレンジの中央値に近いほうが端に比べて価格が留まっていること期間が長くなっていることが多いです。そのため、中央値に近い価格に対して金額や数を多く注文することで資金効率を高めることができます。
ただし、中央値から大きく離れている場合は効率が落ちてしまうので注意が必要です。
私は買いレンジ(売りレンジ)を半分に分けて、中央値に近い価格帯に2倍注文を多くするようにすることでさらに効率を上げるようにしています!
後述のカナダドル/円を注文内容を見てもらえるとイメージがつきやすいのかなと思います。
注文金額とトラップ幅の設定
注文するときに注文金額とトラップ本数がありどちらを増やしたほうがいいのか結論から言うと「トラップ本数」です!極端な例で比較します。
・米ドル/円を100円~90円レンジで買いを仕掛けるとき、①と②で必要な証拠金はほぼ同じです。
①注文金額:0.2万通貨 トラップ本数:2本
100円、90円で注文となる。
②注文金額:0.1万通貨 トラップ本数:4本
100円、96.6円、93.3円、90円で注文となる。
これが100円から90円まで価格が落ちたときを比べてみると、
①{(100ー90)+(90ー90)}×0.2=2万通貨
②{(100ー90)+(96.6ー90)+(93.3ー90)+(90ー90)}×0.1=1.99万通貨
②のほうが損失を減らすことができているのでロスカットの危険を減らすことができるんです!注文金額とトラップ本数が増えるとこの差もどんどん増えることになっていきます。
このトラップを増やす考え方は実は価格が上がった時に利益が少なくなっているのですが、そもそもトラップ本数が少ないと価格変動に対して自動売買が発生しにくくなるので利益を得る機会すら少なくなってしまいます。
トラップ本数を増やせばこのような事態を回避することができるので、注文金額よりもトラップ本数を増やすことをおススメします!!
利益値幅はどうやって決める?
利益幅が狭すぎるとトラップあたりの利益が下がってしまい、広すぎるとせっかく仕掛けたトラップが利益確定できずまた価格が戻ってしまう・・・ということになってしまうのでちょうどよい幅を探すことが必要です。
マーケット→設定→テクニカル設定→サブチャート→平均値幅:ATRをONにすると、価格変動のグラフが表示されます。
このグラフを日足で表示し、この値幅で一番多く山があるあたりを利益幅に設定しておけば決済回数が多く、かつ良い利益を得ることができます。
この辺りは経験も必要なので、慣れてきたら微調整をして運用してみてください!
リスクの確認
新規注文を確定する前に、「トラリピのリスクを試算」で現状の注文がどのようになるのか確認することができます。
ここで確認してほしい最も重要なことは、運用入金額に対してどこまで金額の変動に耐えられロスカットしないのか、です。
米ドル/円を例にすると、コロナショックで1ドルが112円から101円まで急激に円高になっています。
現状の運用額を入力するとロスカット水準が出るようになっているので、こういった世界的ショックのときに耐えられる金額になっているか確認してください。
リスクを承知の上で発注金額を上げることも可能なので、そこは自分の目標金額と要相談ですね(^O^)
下の画像だと100.78円がロスカット水準になり、もしまたコロナショックと同様の変動があった時にも耐えられるので安心ですね~!
ヒトシの設定を公開!
現状の投資方針
現在、カナダドル/円(CAD/JPY)と豪ドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)を主軸としてトラリピを組んでいます。
これは理由があって、どちらも価格変動が大きくリターンが得られそうなこととチャートを見てみると価格の変動が連動していないと考えているからです。
例えば、米ドル/円(USD/JPY)とカナダドル/円(CAD/JPY)のみだとすると、日本円の価値が世界的に円安や円高で大きく変わった場合、分散投資をしているつもりでもどちらも似たような価格変動してしまいロスカットする危険が高くなってしまうので、価格変動が連動していない通貨ペアを選択して分散投資するべきです。
いまは2つの通貨ペアを軸としていますが今後の予定として分散投資をするために、英ポンド/米ドル(GBP/USD)とユーロ/米ドル(EUR/USD)の金額比重を大きくする予定です。
トラリピ設定画面
①カナダドル/円(CAD/JPY)
レンジ幅:75円〜95円
ダイヤモンド戦略で4分割し、金額の比率を以下のようにしています。
「買い」75円〜80円:80円〜85円=1:2
「売り」85円〜90円:90円〜95円=2:1
また、上昇トレンドの波に乗って利益を上げるために狭いレンジ幅で仕掛けています。
今の相場を予想して仕掛けていて裁量取引のような形になっているので、いずれ別の通貨ペアに変更する予定です。
②豪ドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)
レンジ幅:1.0001〜1.149ドル
ダイヤモンド戦略で4分割し、中央値に近いレンジのみ設定しています。
価格の変動が中央値レンジから外れたら端側レンジのトラリピも仕掛ける予定です。
リスクとリターンは人それぞれ!
経験のある方なら、私の注文を見てかなりリスクを取っていることが分かると思います。実際、それぞれの注文でさえ過去のショック相場に耐えきることができない注文内容です。
なぜこのような運用方法にしているのか。それは冒頭にも書いたように自分としては1億達成するという夢があり、これを達成するにはこのくらいのリスクが必要だと考えました。
資産が減るリスクよりも資産が増えないリスクを重要視しているので、リスクを十分理解した上で運用しています。利益が増えるスピードが何倍にもなり資産が増えればロスカットになる危険が下がるので今が正念場です。
みなさんにはハイリスクハイリターンはあまりお勧めしません(;'∀')
ただ、リスクを上げたときにどのくらいリターンがあるのかサンプルになると嬉しいです! 温かく見守ってください。
ではまた~。